●年１００億円を稼ぎ続ける男

【１０年間、年１００億円を稼ぎ続ける男】

知人の紹介によって１００億円社長と話す
機会を得たのは、かれこれ１２年前。

中洲のこじんまりとした料亭だったと記憶
している。

貴重な機会だと意気込み過ぎて、何とも陳
腐な質問をしてしまったのかと恥ずかしく
なるのだが…
私はこう尋ねた。

「どうしたら社長のようになれますか？」

社長の答えは意外なものだった。

「それは簡単だよ。お客さんの声をよく聞
くことさ」

？？？な私の様子を察したのか、次にこう
続けてくれた。

「お客さんの声を聞いて、お客さんが欲し
ているものを提供するだけだよ」

そして、やや間を置いて…

「今の若い人は自分のしたいことを言い過
ぎてるんじゃないかぁ」

じつは、この最後の言葉に私は頭をぶん殴
られるほどの衝撃を受けた。

当時の私は、自分のやりたいことを楽しみ
ながら、やりたいように仕事をしていれば、
自分も自分の周りも患者さまも喜んでくれ
ると信じていたからだ。

それも悪くはないのかもしれない。

しかし、１００億円社長の云わんとするこ
とは商売の大原則だと確信した。

ある医療経営雑誌に以下のような記事があ
った。

「自院のしたい医療」ではなく「自院の求
められる医療」…これを実践していくには
地域の状況、患者の事情、インフラの現状、
地域の医療機関の動向など、地域を意識し
た経営が不可欠。

まさに整骨院にも同じことが言えるだろう。

これからも求め続けられる整骨院に必要な
ものとは何なのだろう？

その答えは、こちら
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